早朝の海でエキサイト
2018年6月6日
気温 32度
水温 28度
波高 1m
海がおだやかな5〜6月上旬、太陽が登る頃の早朝の海は、生々しくとっても野生的。
数日前、以前西表で一緒に仕事をしていた友人が遊びに来ており、カツオ釣りへ。
するとカツオもそれなりに釣れたけど、仕掛けに食いついたカツオを船に手繰り寄せる時に、数匹のサメが追っかけてきては、瞬時にカツオに食らいつきます。
水面近くを手繰り寄せるので、サメが時々背びれを見せてこちらに向かってきたり、水面でカツオに食らいついて暴れたり、船のすぐ目の前まで寄ってきて、その姿を確認するとなんだか背筋がゾッとします。
せっかくかかったカツオも仕掛けもいくつかはサメの餌食になりました。
今日は、ゲストと早朝の海へ。
潜ろうとしていた場所がどこも潮が悪く、早朝だっていうのに視界も悪い。朝焼けはすっごくきれいだったのに太陽はすぐに雲に隠れて、陽も差さない。
ならば、ちょっと遠いけどトカキンへ。
小潮であるので、ぶっ飛ぶような流れもなく、どうにか入れる。
降りるまでのロープを施して、いざ水中へ。
ロープ伝いに水中へ降りて行くと、下では2mクラスのサメがゆっくり旋回している。
一瞬、前回のカツオ釣りの時の映像が頭に。
その脇では、中層で黒い影となって、バラフエダイやマダラタルミなんかが群れをつくっている。
遠くの水面近くではバシャバシャとグルクンが大集団
しばらくすると、流れもゆっくりに。
流れの上に向かって泳いでいくと、今度は大きなバラクーダのグループとその奥にはまた大きな黒い塊となって、ギンガメアジの群れが現れた。
さらに遠くの方からは、時々ゴーッという地響きのような音が何度も聞こえて、大きな魚が勢いよくグルクンの群れなどに突っ込んでいる。
しばらくすると追われたグルクンが一斉にこちらに泳いできて、その凄まじい数。
その集団の中にひときわでかいロウニンアジ。
視線を変えると、今度はマダラトビエイがゆったり優雅に泳いでいる。
今日はほぼオールキャスト。
釣りに行く時は早朝と子供の時に教えられていたけど、ダイビングも早朝がこれからの季節かなりいいですよ。
トカキンで潜るには、中性浮力がきっちり取れることと呼吸乱さないフィンワークで泳げることが条件です。
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