最新日記

リュウグウ〜〜〜

西表の海の中

 

フィリピンの東海上に台風9号が出来ました。

 

今後、発達しながら北上してきそうです。予想進路が少しだけ西に触れてきていて、これがさらに西に寄ったりすると直撃コースになってしまう。明日の海が終了後に船を避難させる予定です。

 

今日は気になるところを様子見てきました。

 

1本目ではベラを追っかけ、2本目ではリュウグウ〜〜〜。

 

深海にリュウグウノツカイってのがいますが、こちらはツカイではなく、ベラギンポ。

 

な〜んだって言ったでしょ、今。

 

リュウグウベラギンポは夏に姿を見せることが多く、決まって集団で生活してます。

 

集団ってことはその中にオスもメスも混在しているわけで、

 

これが多数のメス。

 

西表の魚

 

 

こっちが少数のオス

 

西表の夏の魚

 

常に泳ぎ回ってじっとしていないので、近寄ることも難しいし、近づきすぎると砂の中に潜ってしまうので、マスク越しに見るときはここまではっきりと認識できないかもしれない。

 

こうして泳いでいるときは沖の方から流れてくるプランクトンなんかを食べているみたいだけど、集団を統率しているハーレムオスが必ずいて、そんな時こそメスの気をひくのに懸命に泳ぎまわって、あっちのメスにもこっちのメスにもヒレを広げてアピールを繰り返し、そしてハーレムを乗っ取ろうとするオスに対しては威嚇をしています。

 

リュウグウベラギポディスプレイ

 

その様子を見てるだけでも、長居してしまうけど画像に収めようと思うとその時間はさらに長くなってしまいます。

 

だいぶ撮ったけど、ほとんどダメでした。

 

細長くて白いし、背景に溶け込んでしまうし、コンデジの機械任せのオートフォーカスなんかじゃなかなか一瞬を捉えて、素早く動き回る被写体にピントを合わせるなんてほぼ無理。

 

数打って、まぐれで写ってればラッキーって感じ。

 

リュウグウベラギンポのオス

 

リュウグウベラギンポの英名がElegant sand diverって、まさにその名の通り。

 

こんなややこしい被写体でもTGはそこそこ写してくれますね、流石です。

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