動き少なく、じっくりと
2016年11月11日
気温 27度
水温 26度
波高 3→2.5m
海況は回復傾向、今朝はまだ少し沖合うねっていましたが、3ダイブを終えた頃には穏やかな海面に夕日が見事でした。
日に日に状況がよくなっているので、行き先も徐々に外へ外へと向かっています。
あまり動き回らず、じっくりじっくり撮影を楽しんだり、観察したり、変わりものを探したりするダイビングが続いている。
できるだけ生き物にストレス与えないで、近寄ることができるか?こんな挑戦も楽しんでいます。昨日はこのスミレナガハナダイ。
いわゆる繁殖期でオスが盛んにディスプレイを繰り返す。一年のうちでこの時期に見せる婚姻色が1番華やかで好きです。
今日は外離島まで。狙うはニチリン。ゲスト2名はどちらも片手にコンデジ。
1人は動画派、1人は写真派。
粋の良いニチリンダテハゼを一匹づつ。そこで粘ることおよそ25分。
心ゆくまで12センチほどのハゼとにらめっこ。
思うように撮れたようでした。
2ダイブ目は外離島の対岸、サバ崎。
透明度が抜群でした。
ここではかなりマニアなアルファスズメダイ。
ただ者ではなさそうなその名前とは裏腹に、意外と地味に存在するので教えてあげなければ、ほぼ素通りしてしまう。
過去何度か紹介しているけど、インパクトは弱く、あまりウケない。
しかし今日は「パッとはしないけど、意外ときれいな魚じゃん、確かに見かけないスズメダイだね」っと好評でした。
アルファスズメダイ株上昇。
そしてラストは浅場の船浮。1人は潜らずに船上で読書しながらウトウトと休憩、
もう1人のゲストとただでさえ浅いこのポイントのさらに浅い箇所へ、最大深度2メートルでおよそ60分、サンゴもほぼない、海藻がちょろっと生えているそんな水中。
だけど、何かしら見つけてはカメラを回していました。こうした環境でも好奇心をもたせてくれる西表の海はやっぱ凄いなぁ。
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