やれるうちに

 

穏やかでいい天気。

 

こんなに天気が良いのに、沖に出ている船の姿は全くありません。

 

観光を生業にしている事業者が多い島で、この事態に西表島の多くのお店が休業しています。

 

まだまだ未確定で不確実なことが多いこの事態、日に日に状況も変化してるし、拡大している気配もある。

 

もし島の中で感染者が出てしまったら、その時にどこへ搬送するのか、誰が搬送するのか、それまでどこに隔離するのか。

 

ある程度のことは決まっているけど、島にはとにかく医療体制も搬送体制も充実していない、田舎なので消防団だって住民の中の有志が請け負ってくれている。

 

意外と島に在住の民間任せな面も多々ある。

 

そんな島の事情だから、ここで出したくはない。

 

そんな状況でお客さんを迎えて、どうやって楽しませてあげられるのか？

 

お客さんだって肩身がせまい思いをするに決まっている。

 

厳しいけど辛抱して、どうにかするしかない。

 

臨時休業中でもやることは色々。

 

 

ここ数日は船の底とにらめっこ。

 

古い塗装を剥がして、新しいペンキに塗り替えます。

 

この剥がし作業がま〜〜なかなか大変。

 

一日中同じ体勢で作業しているとさすがにしんどいので、合間に他の作業をしたり。

 

 

冬の間、大活躍の風防テント、一旦外して夏仕様の船に。

 

一日中、港に車止めて作業していると代わる代わる人が来てくれる。

 

ちょっと世間話をして、休憩してまた船の底とにらめっこ。

 

まだ、２、３日はかりそうです。