3日間9ダイブ、いろんな海を
2019年10月31日
天候 少々雨、曇りのち時々晴れ
気温 27度
水温 27度
波高 2.5m
今日はツアーの最終日でした。
3日前、晴天の西表に到着したものの、翌日からは天気が下り坂。
滞在中の天気はあまり期待できそうもない状態でスタートしたグループツアー。
毎日3ダイブ、外洋へは出れそうもない予報で、海況が変わらなければ最終日はちょっと同じポイントで違うコース取りしようかなと。
昨日までは船浮湾内で、オーバーハングの崖っぷちから内湾群生サンゴから、ハナダイがてんこ盛り、100匹のオオメカマスも、地味〜でマニアな湾内ポイントまでロケーションもいろいろ、同じ湾内でも違う水中環境があるのがここの凄いところ。
最終日は曇り空、3日目も船浮湾内のポイントで予定して出発。
すると思いの外、前日までのうねりもなくなり、外洋へ出て行けそう。
船浮湾を出て、網取、崎山へ。
崎山では、やや流れもあったけど、ここは思い切って入ってみることに。
水はこれ以上ないほどに透き通って、時々待ちに待った太陽も顔だして、とてつもなく綺麗でした。
昨日までのポイントとは状況が違うので、無駄に泳ぐことなく、水底を掴みながらゆっくりと流れに逆らって移動、大量のアカネハナゴイが流れに向かって懸命に泳いで、リュウキュウイソバナも豪華さをまして、こんな西表の海も見せてあげることができて良かったなと勝手に思いながら、帰りはドリフトダイビングのように中層をゆったり流れに乗ってあっという間に船に戻ってこれました。
2本前は隣の網取へ。
ここも水中はワンダフル。
広大な砂地の広がる海底からニョロニョロと顔だしているアキアナゴとそれに比べれば控えめなチンアナゴ、仲良しのハダカハオコゼや季節外れのデバスズメダイのちびっ子達と砂地に差し込む光もあって、明るく眩しい水中でした。
3ダイブ目は9月以降久しぶりの美田良と書いてミダラ浜。
トウアカクマノミのイソギンチャクにオドリカクレエビとコホシカニダマシ、それから5ミリくらいのトウアカの赤ん坊。小さいものがなかなか見えないと諦めていたゲスト達もすぐに納得の大きさのハチマキダテハゼ。
歩く魚図鑑のようなゲストもいらして、水から上がって毎回何かしら観た生物や感想を言ってくれる。
その魚もとてもマイナーなものからマニアックまで、よくご存知で瞬時にその魚が分かるようです。
驚くのはその魚が図鑑のどのあたりに掲載されているかまで記憶していること。
「ベンガルフエダイも混じってましたね」ベンガルフエダイなんて私がはじめて知りましたよ。
最終日に天気が回復、なのでみなさんも楽しく過ごせていただけた3日間でした。
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