ヨコシマな幼魚
2010年8月8日
熱帯低気圧が近海で発生した、どうやらこのまま台風にはならずに今夜中には八重山を通過するみたいです。
今こうしている間も、北風が吹いていて、部屋の中も涼しげです。
今日はその影響で風、波ともやや在りの海況的にはイマイチの海。
近くにあるポイントもウネウネしていたので、西表島の向かいにある鳩間島のリーフまで行き、そこでほぼ1日過ごしました。
鳩間島と島の周囲にあるリーフに囲まれている場所なので、ここはこんな天気の時にでも比較的穏やかです。
1本目は砂地を堪能、ヨコシマクロダイの幼魚が目に付いた。
このヨコシマクロダイ、成長すると幼魚のときの面影はなく、楕円形、顔がデカく、ボーっとしています。
幼魚のときにだけ、その名前の通りヨコシマを見せてくれる、写真のは数いるヨコシマの幼魚の中で一匹だけ色彩が鮮やかだった子に注目して撮影。
でも、どうやらこれは成長過程でこの色彩を見せているだけで、もうチョイ大きくなると周囲にいた幼魚のように背びれには黒点が現れ、さらにくっきりと縞模様が出てくるようだ。
カラーバリエーションかと思っていましたが、どうやらそうではないようです。
調べていたら、さらに小さい幼魚期には、横縞ではなく、何と縦縞模様を見せているらしい、何とも紛らわしい変化を見せるヨコシマです。
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