魚工場と言われる所以
もう梅雨明けと言っていいんじゃないでしょうか。雨の降る気配のない蒸し暑さだけ残る天気です。夜もだいぶ暑くなってきました。
今日は午後から2ダイブです。
夕方の干潮で、流れの具合をみてエントリーしました。緩やかな下げ潮の中、華やかなハナダイや今年は絶好調のアデヤッコが登場し、ゆっくりと根を周回すると、キングサイズのウメイロやグルクンが沖合いから、根に寄ってきた。
しばらくすると、根の上に西表島にかかる雨雲のような黒い大きな塊が。
テングハギモドキの大きな集団です。
そして、船の下に戻った頃には、潮流も止まりかけて、そこで記念ダイブの撮影会やらしていると、今度は向こうからまた黒い影が迫ってくる。グルクンとウメイロとテングハギとそれからそれから・・・。
ぐっちゃりぐっちゃり魚だらけです。
潜水前のブリーフィングで確かに「とにかく魚だらけです。」とは言ったけど、今回はそれを上回りました。
これだけだと、嘘っぽいでしょ、でも写真を撮ってる場合じゃなかったので、証拠写真もないです。
記念ダイブのゲストの為に用意された横断幕、ダイバー仲間が作ってくれたらしいのだけど、これまた見事な出来栄えでした。
その横断幕の写真も・・・ないです。
写真を西表の画家さんに頂いたので、載せちゃいます。

ハーリーの時の写真です、来年は優勝を目指そう。
海神祭ハーリー


昨夜はWカップの日本戦、前半だけ見てから寝ようとしたけどまさかの日本の先取点で、ついつい後半も見てしまい、それでも翌日はハーリーが控えていたので、途中で布団に入ったものの、なかなか興奮して寝付けず、ぐっすりとはならずに今朝を迎えてしまった。
今日はハーリー、昨年は悔しい思いをしたので、何が何でも今年こそはと気合十分で望んできました。
年に一度のハーリー競技とあって、会場はたくさんの人で大盛り上がり。
子供ハーリーから僕たちの出場する職域対抗ハーリー、婦人ハーリー、公民館対抗ハーリーと続いた。
惜しくも僕らの結果は2位に終わったけど、また来年に向けて新たな目標が出来ました。
上原婦人会も連覇を狙いましたが、やはり昨年悔しい思いをした他の集落に破れ、今年は3位。
毎年こうしたイベントに参加して、みんなで盛り上がれる場があっていいと思います、これからみんなで反省会と打ち上げです、平日なのに休日のような1日です。
汽水域の住人たち

今日は朝から水中でした。
朝6:00、ゲストと一緒にマングローブの川へ。
満潮時刻に合わせて、川ダイブです。写真はそこの住人の1人、ハゴロモハゼです。
エントリーして間もなく、正面からユラユラとタコクラゲが出迎えてくれ、その後も別のタコクラゲがやけに接近してくる。
このタコクラゲ、傘の部分に褐虫藻を住まわせており、光合成をしています。
水中の余分な2酸化炭素などを吸収して、酸素を供給してくれているのです。
だから、太陽が大好きで水面近くにいます。
ところが太陽が陰ったりすると、元気がなくなるようで、それまで活発に泳ぎ回っていたのを止めて、衰弱したように水底に沈んで、重たそうな傘の部分をスリスリさせて逆さになったまま、あまり動きません。
しばらくしてまた日がさすと、嬉しそうに水中を泳ぎまわって、息を止めて、ようやくの思いで近寄った被写体とダイバーの間をフラフラ泳いで邪魔をしてくれます。
仕方がないから、タコクラゲを撮影すると、これが意外にいい画になるんです。

体験でもシュノーケリングでも使えそうな場所

今日から少し曇りだした天気。でも風はなく、海はいたって静かです。
これからしばらくすると、南の季節風が吹き始め、それとほぼ同時に晴天がほぼ毎日続き、おかしくなるほど暑い夏を迎えます。
この季節風の時期は意外に大変で、ファンダイブはまだしも、体験やシュノーケルなど、ビギナーの方を連れて行く場所にいつも四苦八苦しています。
今日は、これから迎えるそんな時期に向けて、使える場所を探してきました。
何度か見に来ていたのである程度わかっていましたが、やはりここはよさそうです。
アンカーをきかせる適当な箇所がないので、以前作ったお手製アンカーをその場所に沈めて、いつ来ても係留できるようにブイも設けてきました。
この手製のアンカーは、お店を始めた頃に、港の中で船を係留する場所に使うために3つ作ったときのあまりなのですが、生コンを流し入れ固めた物で超ヘビー級の重さ。
これを人力で車に乗せて、船に積んで、海へ落として、水中を転がして腰が砕けそうでした。
でもここは浅くて、ガレ場が広いので体験ダイビングも出来るし、ちょっと泳げばサンゴもとっても元気。だからシュノーケリングでも楽しいと思うし、普通のダイビングでも3メートルほどの水深で写真をがっちりやりたいとか、浅い水域の明るく元気なサンゴが見たい方にはうってつけ!
とくにこの先、もう少し水温が上がって、スズメダイの赤ちゃんが大量発生したときには、さらに楽しい場所となりそうです。
カーチバイのとても強い南風にも、ほぼフラットな水面を約束できるそんな驚きの場所です。
夏休みに向けて
梅雨の最中ですが、うっとおしい天気ではなく、海へも山へも思いきり遊びに行ける天気が続いています。
そうなんです、沖縄の梅雨ってこんななんです、意外と晴れの日も多く、もちろん雨が降る日もあるけれど、風が少なく、台風いらず、海もいい、おまけに運がよければサンゴの産卵に立ち会えるかなりお勧めの時期なのです。
って今こんな話をしても、もう遅いのですけど。
だからってわけではないですが、夏休みに向けて、ちょっとしたコースを考えてます。
ダイビングメニューではないのですが、ご家族やお子様連れなどを対象に、海が少々怖いと思っている方でもエンジョイできるようなコースを提供できないかと思っています。
自分が初めて海に行ったときの記憶はもうどれだったか思い出せませんが、そのときの感覚で遊べないものかなぁと。
ただ今、思案中・・・・です。
今年もハーリー練習が始まった、すでに腕と背中にどういうわけか心地よい筋肉痛。
多様なサンゴ礁

雨を連れてくる人、晴れを連れてくる人、その人が動くといつもその天気を呼び、たまたまそうなるのだろうけど、本当にそんな力を持っているのではないかと思いたくなる人がいるから不思議です。
今日も予報では曇りや雨の天気、ところがその人と一緒に海へ出るとたちまち青空が、そして強い日差しが。
まったく不思議なものです。
近くに熱帯低気圧が発生して少し外洋ではうねりを伴なっていましたが、今日も恵まれた天気のダイビング。
1ダイブ目リーフのサンゴ、2ダイブ目内湾のサンゴ、3ダイブ目じっくりウォッチングダイブで楽しんできました。
キレイで、サンゴがいっぱいあって、魚がたくさん見れる普通に凄いポイントももちろんですが、西表にはそれ以外の顔を持つポイントがたくさんあって、ここならではの特異な環境のポイントが結構あります。
華やかでキレイで魚影が濃いわけではないけれど、入ってビックリ、サンゴだらけで着底出来ません。
カメラの撮影も難しい。
でも、そんなときは写真を取らずに、中層に浮いて上からその一面のサンゴ群を眺めてもらえば、その凄まじさがさらにわかると思います。
サンゴがキレイ、魚がいっぱいという言葉だけでは伝えられない、凄まじい水中環境がここにはあります。

2ダイブを終えて、遅めのランチもまったり、夏の日差しです。
海上訓練

曇り空の1日、風波はないものの、雨がシトシト降ったりしてちょっと肌寒い。
午後から毎年恒例の海上保安庁との合同訓練でした。
今年は参加者も多く、ダイビング業者、カヌー業者、シュノーケリング業者と参加してそこに石垣島から海上保安庁が加わり、ヘリと巡視艇とダイビングボートが3隻出動での訓練。
訓練内容は溺水者の救助から漂流、ヘリコプターによるダウンウォッシュ体験、捜索救助など。
今回も海上保安庁に協力していただいての訓練でしたが、実際にはお世話になる事が絶対にないようにしないといけない、それでも万が一の場合には早急に連絡、対処出来るように準備が必要。
この仕事してたら、当たり前の事だけど、いつもこのことは頭に入れておきつつ、みなさんも特にダイビング前の体調管理には十分注意して、安全にダイビングを楽しみましょう。
今宵もきっと

やや北寄りの風が吹いていますが、昼過ぎになって、少し晴れ間も出てきました。
サンゴの様子を見に昨夜も行ってきました。
一昨日は何も反応がなかったので、今日は少し期待をして行ったのですが、後半まではその気配や傾向がなく、それでも夜の水中を漂いながらも現れる生物や魚の寝姿を見ては、発見と楽しみがありました。
何気なくガレ場を見ていると、わずかに動く変な甲殻類。
捕まえてひっくり返すとカニでした。
後で調べてみたら、カルイシガニだって。
そして、そろそろ上がろうとしたときに、ガレ場に転がっていたジャノメナマコが立ち上がり仰け反った恰好で放精を始めた、辺りを見ると、違う箇所でもやはりジャノメナマコが仰け反っている。
そして、水中の浮遊物をよく見てみると、それまではなかったサンゴのタマゴらしきものが流れてくる。
小さい白いタマゴで規模も小さいようでしたが、紛れもなく産卵でした。
今夜もこれから、もう一度、サンゴの様子を見に行ってきますよ。
夜もゴージャス

日中に風が南から北へ変わる予報で、怪しげな天気と読めない雨にどこに行こうか難しい、北風に変わる前の午前中に行った中野沖はこの曇り空を覆すほどに水中はクリアで明るくグッドコンディションでした。
早めに日中の2ダイブを終えて、ナイトダイブへ出発。
昨夜は満月、あわよくばサンゴの産卵にもなんて少し期待しつつも、今日はおあずけ。
明後日、明々後日ぐらいが本番のような気がします。
夜は生物の観察に尽きます。特に日中あれほど近寄る事が難しい魚の寝姿に超接近出来るのと、昼間とは違う恰好で寝ている魚の意外な生態は非常に楽しいです。
エントリーして直後は魚も眠りが浅いようで、ライトを当てると目を覚まし、逃げてしまうけど、それから30分もすると熟睡しているせいか、ライトを至近距離で当てても、あまり逃げずに寝ぼけたように岩にゴツン、ゴツンと何度も激突してフラフラしています。
久しぶりにロクセンヤッコもここで休んでいました。
昼間は閉じているヒレを全開して、体が大きく見えます、体型もそのせいでアカククリのように三角形、ライトで照らされるととっても華やかで美しいです。
ナイトダイブのシーズンです。
そろそろ夜のショータイム

いい天気です、海も穏やかでいい感じ。
水中はこの時期にしては少し、霞んでいましたが、これもまた潜ってみると同じ場所でも印象が変わって、面白いものです。
サンゴ礁の樹海は見事なまでに枝状サンゴが密生。
以前にもまして、サンゴの密生度が増している気がします。繊細で細い枝サンゴだけに手もつけなければ、当然足を着ける場所がない。
そして、そろそろこのサンゴたちも華麗なる夜のショータイムを迎える時期が迫っています。サンゴの産卵です。
今年は、昨年同様に同じタイミングで同じサンゴが産卵するのか見ものです。
予定は今月末、そんな夜が楽しみです。