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西表、春先の海
昨日までの寒さがちょっと和らいで、今日は南風で少し晴れ間もありました。日替わりで天気がコロコロ変わりやすいです。
昨日が最終日のゲストは、スタートこそ晴れて暖かかったものの、その後は北風でやや時化模様、どうやら雨を連れて来てしまうのは本当だったらしい。
雨まじりの天気だったので、午前中に2ダイブして、ショップに戻りシャワーしてからランチとログ付けしてました。
水中は季節感が出てきており、春先を感じさせます。
その1つがこのアマミスズメダイBaby。
決まってこの時期、ある日突然姿を見せはじめます。真っ黒なボディに濃いブルーのラインが凄く目立ちます。海シーズンの始まりを告げる生物でもあります。
そして、もう一方ではオビイシヨウジのランデブー。
邪魔が一匹いますが、ペアになっている方はかなりお熱い様子で立ち入る隙を与えません。
身体も真っ赤にさせて興奮しているようにも見える。こんな普段とは違うさまを見せてくれる水中の生物の行動は非常に面白い。
水面は波々しており、雨も降っている。
でも水中ではサンゴがノビノビ。青い枝サンゴ。とてつもなくキレイです。
お知らせです。
今年も4月の4〜6日に池袋サンシャインシティにて開催されるマリンダイビングフェアに参上します。5日には恒例?となった西表合同パーティをやりますので、ぜひともいらして下さい。
詳しくはこちらをどうぞhttp://www.gooddive-iriomote.com/2014/01/post-20.html
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ミスターサカナ劇団
今朝になって、風がおさまって海況も落ち着いて上原航路も再開。
今日から4日間のダイビング予定のゲストはこの天気とってもラッキーです。
聞く所によると雨女だと言ってはいましたけど。
サンゴもよくよく見てみると、何か春っぽいです。
ここんとこ、サンゴをよく見るようにしていると、サンゴもそれぞれ微妙に色合いが異なるし、昼間から開いているポリプはとても美しい。
お昼は誰もいないバラス島に立ち寄り、ゲストが島を独占。
海日和な一日でした。
そして昨夜は僕に海を案内するダイビングガイドという仕事を叩き込んでくれたミスターサカナダイビングサービスのサカナさんのお祝い会。
僕が23〜27歳の間の5年間、仕事だけでなく色々お世話になり、今も良くしていただいている。
もちろん、僕の前後にもたくさんの人がここでスタッフとしてお世話になった。
そこで、祝いの会でも何かを披露しようと、当日の午後からの仕込みで八重山に在籍のOBと現スタッフによる数々のエピソードを寸劇で再現。
本番でウケて良かったけど、打ち合わせで出てくる数々のエピソード、ほんとうに笑い転げた。
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あとちょっと。
あったかい日が続いています、気温も高いときには25度くらい、そんな日にはTシャツ短パン姿で思いきり太陽浴びて海にでも行きたい。
ですが、今は店にこもってまたパソコンの前でイジイジしてます。
あともうちょっとしたらリニューアルしたGOODDIVEのHPを公開出来ます、あとちょっとです。
先日、ボートチャータの依頼があって海に行って、湾内の枝サンゴの発育状況が素晴らしいのに感激してきたばかり。
当日はべった凪ぎだったので、水中丸見え、サンゴも丸見え。
2回その周辺で潜りましたが、サンゴばかり見てました。
そしてまた翌日から店にこもり、イジイジ。
サイトに載せる文章ってブログ感覚では出来ないなぁ、大して長い文章でもないのに1つまとめるのに時間がかかる。
でっ、身体もかっちかちになるので、外へ出ては芝刈りして放置してあった草をかき集めて気分転換。すると今度はこの作業が止めんらんなくなっちゃう。
どうにかならんかな。
それから、もうブログでも告知しましたが、今年も4月の4〜6日に池袋サンシャインシティにて開催されるマリンダイビングフェアに参上します。5日には恒例?となった西表合同パーティをやりますので、ぜひともいらして下さい。詳しくはこちらをどうぞhttp://www.gooddive-iriomote.com/2014/01/post-20.html
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MY レギュレータ
ぽかぽか陽気で、この後もしばらく天気の大きな崩れはなさそう。この冬も結局、帰省は出来ずにこっちでバタバタしています。店の周りも材木やら工具や倉庫のものから家のものから引っ張りだしたままで作業中断しているのもあり、ごちゃごちゃして来てます。
今しか出来ない事が山積み。
器材のメンテナンスもその1つ、レンタル器材からタンク、一通りチェックして悪いものはパーツ交換するなり、オーバーホール出すなりして対応します。
今日は自分が使っているレギュレータを紹介。
ダイビングを初めた頃は、ダイビング器材の王道、スキューバプロのレギュレータを使っていたけど、この15年ほどはビーイズムのレギュレータを愛用している。
このレギュレータの気に入っている所は、セカンドステージを咥えて左右に首を振ってもホースに引っ張られる事なくスムーズに動かすことの出来るこのスウィングヘッド。ヘッド部がくるくる回ります。
ヘッドの大きさもそれまでのものより小さく、そして軽い。それとは対照的にタンクを取り付ける箇所は若干重めでもサイズがやはり小さく、耐久性に優れたチタンを使用している。
年間400〜600回くらい潜るけど、毎年チェックしておけば、まあ大きな故障はないです。
そして、みなさんにも是非お勧めしたいのが自分の歯形に合わせられるこのマウスピース。
冬季五輪でも様々な選手がマウスピースをして競技に挑んでいましたが、やはりダイビングだって噛み合わせが良ければ、水中もとても楽チンだし、パフォーマンスも上がるはず。
なんてたって、かみちぎる事がないので半永久的に使えるかもしれない。これすでに10年くらい使用。
ちょっとしたことだけど、必要な箇所にはバックルなどをつけておけば、BCに装着出来て、ダイビングの装備もとてもコンパクトになり余計なものを引っ掛けたり、引きずる心配もない。
ゲージ部は、余計なものを取っ払って単純に残圧計のみ。あとはダイブコンピュータが示してくれるから他の計器類はいらないしね。
ホースも換えたし、シンプルイズベストなレギュレータ、今年も気持ちよく使えそうだ。
夕方、トドゥマリ浜からSUPトレーニング。冬の間に身体をキープしておく事も年々、重要度が増している気がする・・・。
それから、もうブログでも告知しましたが、今年も4月の4〜6日に池袋サンシャインシティにて開催されるマリンダイビングフェアに参上します。5日には恒例?となった西表合同パーティをやりますので、ぜひともいらして下さい。詳しくはこちらhttp://www.gooddive-iriomote.com/2014/01/post-20.html
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冬の西表ダイビングでの興奮
昨日の朝はまさにグッドモーニングでした。
それが今日は冬型の気圧配置となり、どんより、びゅーびゅーの天気。
夏のような晴天から一気に荒れた天気に激変するのも冬の西表島の天気の特徴。
そんなわけで、昨日も朝から友人フォトグラファーと海へいきました。
ポイントは冬には滅多に行ける事がない沖合の潮通しの良いポイント。
ポイント着くとゆっくりとした流れで海況も落ち着いている。
いつもならポイント周辺には、多数のグルクンが食事している、いわゆるナブラが確認出来て、エントリーする前から何かを期待させる予感がするのだけど、その気配は特になく、それでもやはりこうした場所はエントリー前にはいろいろな意味でとても気持ちが高ぶります。
友人には、事前に水中の環境と対策を説明して、動き回りたくないだろうから船の近くの撮影するに十分すぎるロケーションで堪能してもらい、僕はそこからさらに潮に逆らって泳いで、離れたリーフを目指しました。
遠くの方まで周囲を見ながら、耳も集中して、期待しながら進み泳いでみると、想定していたよりかなり離れている事がわかったので、これでは実際にゲストを連れてくるのは無理と思い、今度は潮の流れに乗ってスタート地点に戻り始めました。
ずっと気になっていたのが、中層に流れている大量のサカナの糞。どの場所にいても粉々になった糞が途切れる事なく流れてくる。
何か大きな群れや生物がいるんだろうなんて考えながら戻ると、ある所で前を振り向いた瞬間、巨漢な魚がこちらに迫ってきました。その距離2、3m。
ゆっくりとした泳ぎで、興味本位だったのだろうけどこちらの様子を見に来た感じ。僕の排気した泡などから違和感を感じたのか、目の前で堂々とした身体を曲げて深みの方へ慌てる事なく泳いでいきました。その巨漢な魚にはお供するようにたくさんの魚が連れ添っていました。
西表で覚えている限りでは2度目かな、胴回りもぶっといハンマーヘッドでした。
その動きから目が離せなくて、写真を撮る事も出来ず、後ろ姿を追ってカメラを構えるもモードもズームもシャッターチャンスもでたらめでとりあえず押した画像にはまったく何も写し出されていませんでした。
さらにびっくりしたのは、船に上がって開口一番に先に上がっていた友人が「すさまじかった、ハンマーが・・・」って。
まったく違う場所にいたのに、僕らがそれぞれ居た所にちゃんと立ち寄ってくれるとはどんだけ律儀なヤツなんだろう。
そんな興奮冷めやらぬ2本目はやはり冬場にはなかなかアクセス出来ないサンゴでモリモリのリーフ。
冬の間、長期のシケで大波を食らっていても、ここの浅瀬のリーフはたくましい、自然の力には立ち向かえる生き物のパワーを感じましたよ。
2週間の滞在期間中、陸上でもお気に入りのフィールドへカメラを持ち込んでは撮影に没頭して久々の西表島を満喫し、ダイビングも今日がラスト、ネイチャーフォトグラファーとして活躍している友人http://hiroshi-yamaguchi.comはアマゾンの山中や陸上での撮影が多かったのですが、西表の海にも惚れ直したようでした。
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In English Class part2
1月に引き続き、今月10日から昨日まで英語研修、英語漬けの5日間でした。ダイビングの講習も色々な局面で講習する事が出来て、GOODDIVEからは第1号となる外国人ダイバーが誕生しました。
学科講習で使うダイバーテキストの英語版、普段使用している日本語版は日本人向けに翻訳されたもの。英語版の方が危機管理に関する事柄はやはりシビアです。
初日の海洋実習、エントリー前にダイブコンピュータの数字に寒さも倍増。
気温14度、大シケだったため船浦港内でエントリー、どんよりとした天気と川から流れてくる水で水面はとびきり冷たく、そんな中での緊急手順。
こっちは新調したばかりの6.5ミリスーツ上下に3ミリのソックスブーツ、フードをかぶって、完全に西表の真冬の装備だったけど、講習生は5ミリのフルスーツにブーツのみ、でもやっぱり身体のメカニズムが若干違うのか、ちょっと寒いと感じるくらいだったようです。
たった1日だけ、予想していなかった晴天となり、その日は最後の学科の予定を急遽変更して、初めてファンダイブ。これがまたたまらなく楽しかったようです。
ダイビング講習の後の英語研修も面白かった。西表島で違う業種、仕事、暮らし方をしている人達と特に勉強するわけでなく、テーマや課題についてただひたすら英語で話す。
普段なら絶対に言わない事まで英語だとつい話してしまう、話せてしまう、不思議な力があるんですよ。
ダイビング講習を受けた研修の先生でもあるジェフさんはおそらく日本語も少しはいけるのだと思う、でもあえて使わずに僕らの英語力を高めてくれました。
ダイビング技量も素晴らしかったのですが、語学力アップへの取り組み方や英語でのやり取りの楽しさを教えてもらいました。
言葉の違う人にも海の楽しさを伝えられたのはとても嬉しかった。
これからは西表島にも外国人が今まで以上に訪ねてくる事になると思う。
言葉が通じるならば、インフォメーションセンターがなくてもそれぞれで楽しめるだろう、西表でのルールや楽しみ方などをきちんと伝える事が出来ればと思う。
そしてさらに何かインスピレーションなのか、昨日英語研修を終えて店に戻ると外国人観光客が早速訪ねてきました。
このタイミングの良さには驚いた。
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2月の西表、至福の海
昨夜はゲリラ豪雨?で雨音がやかましいほどでした、今朝も時より小雨が降っており、山の方には霞がかかって、スッキリしない天気ではあるけど、この景色も潤っている感じがしてなかなか素敵です。
明日から冬型の気圧配置になりそうで、しばらく海も波が高い状態が続きそう。なので、行けるうちに海には行っておこうとカメラマンである友人と海へ。
ターゲットのサンゴはちょっと置いておいて、今日は違う場所へ。
ポイントつくと、海中の状態がいいのが船の上からもわかる。地上のモノトーンな色からは想像のつかないブルーな海です。
今日も目的の場所だけ案内して、後は周辺の地形と船の位置だけ教えておけば、自分でお気に入りの場所に腰据えて、時間の許す限り撮影しているので、水中では全く別行動。
お互いがそれぞれで自分だけの海を満喫していたのですが、時間の経過とともに陽も水中に差してこんで、何とも表現しがたい至福の海中となりました。
その時々でいろんなタイミングが重なり合ってその時だけの水中景観が創られるその魅力は、そのときを体験しないと伝わらないものですが、この至福感はたまらないです。
船に戻ると、まだ友人は上がって来ておらず、それから10分ほどして船の階段の所へ戻って来ては開口一番に「たまらんばい、やばいばい」っと今は東京のど真ん中で事務所を構えているにも関わらず、地元九州弁を丸出しにしてその感動ぶりを言葉で伝えてくるのでした。
良かと海でした。
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1つのサンゴに釘付け
毎年の事ですが、帰省している島民も多く人気の少なくなった西表島。
今しか出来ない作業に精を出してます。大掛かりなものになるとシーズン中にはなかなか手を出せない木工製作、2月は連日この作業。
今日はこの時期珍しい南東の風、昨日まではまだ波もややありましたが、今日は風向きも味方に付けて、波も落ち着きました。
先日、以前西表に住んでいた友人から☎をもらい、それも僕がブログに画像を載せていたサンゴが気になったようで、そのサンゴについてどうしたら見に行けるかと言った内容だった。
確かに水中でそこだけくっきりと発色していたし、とても鮮やかな色をしたサンゴだったから観察して写真も撮って紹介したけれど、サイズが大きいとか目立って変わった形をしている訳ではないから、一般的にはウケずに普通はおそらく何気なく通過してスルーしてしまう存在だと思う。
それを同じように共感してもらえたのが、こっちも嬉しかったのだけど、「多分今でも見れるよ」と言うと、友人はそれからの行動も早く、そのサンゴをターゲットに2週間ほど予定を立てて西表に来るのでした。
そして、海が安定した今日が初日。
とりあえず、見てみない事にはどうやってカメラに収めるかイメージも出来ないだろうから今日はその場所に案内だけして、あとは任せてほぼノーガイド。
1ダイブ上がってくると、「時間が足りん」とインターバルおいて、引き続き2ダイブ。
またしても場所を案内してあとはフリーダム。
結局、2ダイブで約120分、メインテーマはそのサンゴ。
その間、僕は普段ガイド中に行かないエリアを探索、この場所に生息しているサンゴに注意しながら見て回った。
夏だと濁りやすいポイントだけど、水温低い今は水がキレイだった事もあり、この場所の広い範囲の様子がよく分かった。
あのサンゴがあのような色を発色しているのは、場所的な事もあるのかもしれないなんて事も考えられた。
上がって来てから、成果を聞いてみると、あっという間に時間が過ぎてしまい、楽しんでいるようだった。そしてまた異なる条件でもまだ撮影を試みたいようで、頭の中でも色々なイメージがあるようでした。その熱い気持ちにこっちも応えたいと思います。
今日の水中写真はその熱いネイチャーカメラマンの友人が撮ったものです。
おっと珍しく自分が。
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繁茂に絶倫
今日は北東の風弱く、朝から上原便も運行。
晴天で気温も23度まで上昇、陽にあたっているとさらに体感温度は高いです。
散歩道にある僕の好きなシダ植物、ヒカゲヘゴ。ジャングルっぽい感じがかっこいい。
海へ行きました。
水温は22度、年間で一番水温が低い期間ではありますがこの時期は雨が続かなければ、干潮時でも水は澄んでいて港内でもキレイ。
太陽が照りつける高さが違うからなのか、プランクトンの関係で光の屈折度が違うからなのか、海中は微妙に違う色を見せてくれます。
そして、また環境も変わっている。
行き先はほぼ決まっていましたが、澄んでいる水のおかげで海底の状態がボート上からも見えやすく港を出てから、何度も船を停めては中の様子をのぞきこんでいました。
そしてようやく目的の湾奥の浅い場所、山からは川の水が海におりてきて、生活排水もほぼない場所。
この若草色の茂った感じは今でこそでしょうか。
1月の海中調査もワクワクさせられます、魚影は濃くなくてもちょっとした環境の変化や写し出される色の違いなどがあり、1月の貴重なコンディションの中、シーズン中には味わえない優越感に浸れます。
12本の触手をもつアワサンゴ2種、微妙な違いにハッとさせられる時がある。
キンギョハナダイはこの太陽につられてか、オスが早くも熱烈なアピール。美しい様を見せつけていました。
かなりの絶倫キンギョです。
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1月 西表島の日常
わずか8日ほどの石垣滞在で、体重が2キロも増えており、体重増やすのはビールとジャンクフードだなと感じているこのごろです。
1月の西表は昨年もそうだったけど、晴天に恵まれる事がしばしば。
この太陽光を利用しないなんてもったいない事は出来ないので、ここんとこ家の掃除に始まり、布団干しから洗濯物干し、ついでに風呂の掃除から、網戸に窓ふきと特に午前中は主婦のように動き回っています。
掃除もほんの少しのつもりが、今のうちにと思うとどんどんいってしまい、部分的に大掃除のようです。
海の恵もこれからで、昨日も早速行ってきました。
山も新芽が芽吹く季節なので、山にも行きたいけど。
夜は友人宅の新築祝いで久しぶりに島の人達と飲みました。
そして今夜は友人宅で子供の誕生会。
子供の誕生会に大人も一緒に参加です。
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