最新日記

1つのサンゴに釘付け

山口大志撮影02.jpg
毎年の事ですが、帰省している島民も多く人気の少なくなった西表島。
今しか出来ない作業に精を出してます。大掛かりなものになるとシーズン中にはなかなか手を出せない木工製作、2月は連日この作業。
P2051025.JPG
今日はこの時期珍しい南東の風、昨日まではまだ波もややありましたが、今日は風向きも味方に付けて、波も落ち着きました。
先日、以前西表に住んでいた友人から☎をもらい、それも僕がブログに画像を載せていたサンゴが気になったようで、そのサンゴについてどうしたら見に行けるかと言った内容だった。
確かに水中でそこだけくっきりと発色していたし、とても鮮やかな色をしたサンゴだったから観察して写真も撮って紹介したけれど、サイズが大きいとか目立って変わった形をしている訳ではないから、一般的にはウケずに普通はおそらく何気なく通過してスルーしてしまう存在だと思う。
それを同じように共感してもらえたのが、こっちも嬉しかったのだけど、「多分今でも見れるよ」と言うと、友人はそれからの行動も早く、そのサンゴをターゲットに2週間ほど予定を立てて西表に来るのでした。
そして、海が安定した今日が初日。
とりあえず、見てみない事にはどうやってカメラに収めるかイメージも出来ないだろうから今日はその場所に案内だけして、あとは任せてほぼノーガイド。
1ダイブ上がってくると、「時間が足りん」とインターバルおいて、引き続き2ダイブ。
またしても場所を案内してあとはフリーダム。
結局、2ダイブで約120分、メインテーマはそのサンゴ。
その間、僕は普段ガイド中に行かないエリアを探索、この場所に生息しているサンゴに注意しながら見て回った。
夏だと濁りやすいポイントだけど、水温低い今は水がキレイだった事もあり、この場所の広い範囲の様子がよく分かった。
あのサンゴがあのような色を発色しているのは、場所的な事もあるのかもしれないなんて事も考えられた。
上がって来てから、成果を聞いてみると、あっという間に時間が過ぎてしまい、楽しんでいるようだった。そしてまた異なる条件でもまだ撮影を試みたいようで、頭の中でも色々なイメージがあるようでした。その熱い気持ちにこっちも応えたいと思います。
今日の水中写真はその熱いネイチャーカメラマンの友人が撮ったものです。
おっと珍しく自分が。
山口大志撮影01.jpg

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