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よく見ていたつもりでも

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天候 曇り
気温 26度
水温 25度
波高 4m

外洋は波も高いけど、湾内はいたって静かで穏やかな船浮湾。

サクッと海へ。

ちょっと深い方へも足を伸ばし、って言っても30m付近。サンゴも粋のいいのが広がりを見せている。

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ちょっとこのベラ、よくいそうなんだけど正体がはっきりわからないタイプ。

カタグロホホスジモチノウオなのか、ヒトスジモチノウオなのかまたはホホスジモチノウオ
なのか、図鑑でも非常に見極めるのは困難って書いてある。

でも体色が明らかに普段見るモチノウオなんかより赤いんだよね。

そして浅いところへ戻ってからは、またしてもよく見ていたはずのベラが2種類。

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大きさも20センチ弱あるので、今まで頭の中で認識していたものとはサイズが違う。

っで、調べるとノドクロベラの成熟した雄のようだ。babyや幼魚は季節になるとふらふらとゴミのように漂っている姿をよく見るし紹介もするけど、大人で今まで認識していたのは10センチくらいまで。

こんなに大きく成長するとは知らなかった。背びれの先端付近が赤いのが特徴とある、なるほど。

そしてすぐ脇に、もう一つよく似たタイプのベラ、これは間違えることなかったけれど、これも大きかったし、泳ぎ方がどこかせわしない。

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一回り小さい同種に体をすり合わせてはまた離れて、コロニーでも持っているかのように泳ぎ回っている。

これも後でわかったのだけど、セジロノドクロベラは求愛の時に体色がややメタリック調になるらしい、へぇ〜ってまさにこの時がそうでした。

そして場所が変わって、さらに湾内へ。

不思議と北側の水域にはあまりいないカスリモヨウベニハゼ。

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この体側に伸びる透けた赤色にごくわずかの青ラインが美しさを際立たせてくれます。お気に入りのベニハゼですが、ここんところ数が少なくなってきている気がしましたが、今日潜ってみた場所には、そこかしこにカスリモヨウベニハゼ。

そして、ユビエダハマサンゴの上に無数のちっこいハゼが、こんな時期にアカメハゼ?なんて思って近づいて、拡大ルーペで覗いてみると驚いたことにカスリモヨウベニハゼの babyだった、それもたっくさんいる。

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なんとも目から鱗というか、冬の間でもこうして求愛や繁殖している魚たちに感激してしまったのでした。

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そしてこの子もまだ健在、奥の方で何か美味しいものを隠し持っているような感じでした。




投稿日:2018年12月12日

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