GWが無事終わり、終わったと思ったらちょっと早い台風の襲来。
一応、船も避難させて、簡単に台風対策して凌ぎました。そして台風の過ぎ去ったあとはなんだかムシムシ、気温も30℃にまで上昇し、蒸し暑い。
GWは嬉しい事にバタバタして、天気にも恵まれ、昨年秋に船に増設した風よけテントがゲストに評判よく、みんなニッコニコの快適船上でした。
日中のダイビングに加え、物好きダイバーもいらっしゃったのでモーニングやサンセット、ナイトにも出かけて生物観察が熱い毎日でした。
特にサンセットやナイトは予想通りサンゴの産卵もあり、とってもエキサイティングでした。
潜っている間、サンゴの産卵が気になるけれど、魚たちのそれぞれの寝姿や目の前に現れる日中はお目にかかれないわけのわからない生き物との出会いもとても面白いのです。
まずはゲストの撮影したコシオリエビの仲間とナマコの体表に出てきていたウミウシカクレエビ。
これ、よくみるとたまごを抱卵している。身体の割には大きなサイズのタマゴ発見です。
ウミウシカクレエビは昼間もナマコをひっくり返すとついていたりするけど、こうやって表面に姿を見せるのは、敵の少ない夜だからでしょうね。
そして、小さい身体でも変幻自在に体色を変化させるミミイカ。
このエビは何でしょう、ツートンカラーが美しいのですが、ライトを当てすぎると透明な色になって見た事あるようなエビの姿になります。
そしてこれも昼間は出ていない小さなイソギンチャク。
キンギョハナダイはあんだけ昼間は群れているけど、夜は狭い穴などに隠れて、ライトに写し出される体色はまた別のお魚に見えます。
そして昼間はちょっと珍しいとされるカサゴの仲間のキミオコゼ。こうして2匹で寄り添って寝ているってことは、なにやらやらかしてそのまま寝ているはずです。
君、オコゼじゃなくってフサカサゴの仲間ですよ。
投稿日:2015年5月13日
| サンゴに期待!TOP |海先案内するための必需品
毎度お世話になります。
今回も楽しく刺激的な海でした。
日中の透明で青い海はもちろんですが、
昼から夜に変わるあの瞬間、
夜の不思議面白い世界...、シーンごとの魚たちの行動!
思い返すだけでワクワクします。
次回も期待しておりますので、どうぞ宜しくお願いします。
追伸
写真ありがとうございます。
さすがのTG3ですね...腕も磨きます(笑)