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塗って剥がしてまた塗って

夜になっても、気温が下がらず半裸です。


5日前に船を陸揚げし、メンテに取りかかっています。でも最初は天気が不安定でなかなか思い切った作業が出来ず、昨日になってようやく雨の心配もなく集中して作業出来てます。


エンジンや操舵機のメンテもですが、今回は船底塗装からデッキ上にあるタンクブースもろもろの木製加工してある部分の塗り替えなどもあるので、雨が降られてはどうしようもない。


だから雨が降ったりやんだりの天気の時は無茶をせず、冬場に手を付けて途中でストップしている木工製作の棚の塗装してました。家では作業する場所に屋根がかかっているので心配ご無用。


今回初めて使う塗料はちょっと高めだけど、自然塗料で木になじむオイル系のもの。とてもいい具合で、塗膜を作る事なく、あくまで控えめ、時間とともにいい色になります。


天気になった昨日から船にとりかかりました。

まずは船底、これって毎年一回やるんですよ。

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前年度の塗料をこすってある程度落としてから、新しい塗料を塗ります。
これをしないと、毎日お昼休みは船底へばりついて船底を磨かないとすぐに海藻やノリが付着して、船が走らなくなってしまいます。


そして、デッキ上ではグラインダを片手にほぼ10年毎年重ね塗りをしていたタンクブースの塗膜を剥がします。これが今回は結構な作業でした。


今まではウレタン塗料と言って、車のボディなんかに使う圧着性の優れた硬化剤で固くなる塗料を使っていたのですが、これって結局木を完全にコーティングしてしまうので木が息出来ないで、水でも中に進入したら木が腐って来てしまいます。

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ウレタンのペンキの下地にはやはり固くなる樹脂を塗ってましたからね、この10年間で蓄積されているダブルコーティングの層を剥がすのに奮闘しました。


デッキの上はその剥がした塗膜の粉々がいっぱい。


木部もむき出しになった所で明日はここにやはり浸透性の塗料を塗って完成です。
明日の昼には船降ろしますよ。


そして、かれこれもう1週間ほど前から始まった毎年恒例の部活動。


練習好きな僕らはほぼ毎日、夕方6時半に白浜に集合、30分ほど漕いでます。


今年の決戦は6月1日、10人のエーク(パドル)がばっちり揃って最後までペースダウンせずに合わせられるかが鍵です。

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投稿日:2014年5月26日

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